国立競技場に行ってきた。
例年と違う状況の中で行われる全国大学ラグビー選手権大会の決勝戦、今年は、昨年優勝の早稲田大学と準決勝で早稲田大学に敗れた天理大学の対戦。昨年のスコアは早稲田大学52点、天理大学14点と早稲田大学の圧勝。
そのときは天理大学が勢いでいけるんじゃないかと思いながらテレビ中継を見ていたのですが、結局、経験値というか早稲田大学の試合巧者ぶりと、ラインアウトが安定せず天理大学は勝利を手にすることが出来なかったんですよね。
2日の明治大学、
準々決勝の経済産業大学との試合を観て、そのスピードとセットプレイの安定感、堅いディフェンスから、今年は行けるんじゃないかと思いながら国立競技場に来ました。もし天理大学が優勝すると、関西の大学としては同志社大学の三連覇以来の36年ぶりなんだそうです。そういう意味では、歴史の瞬間をこの目で見てみたいですよね。
ちなみに、早稲田大学OBでクボタスピアーズの岸岡選手は予想で
どっちに転ぶか分からない接戦、結果は皆さんのご想像にってかかれてましたが、自分も接戦になると思います...とはいえ、やっぱり天理大学に期待しちゃいますね(実は祖父が早稲田大学ラグビー蹴球部のOBなので、早稲田大学贔屓ではあるんですけどね)。
注目選手は、両校ともバックロー陣かな、早稲田大学のキャプテンの丸尾選手、天理大学のキャプテンの松岡選手、二人のマッチアップは見ものですね。早稲田大学は、監督のご子息の相良選手、1年生ながら先発の村田選手、天理大学の服部選手、山村選手の運動量とハードワーク、これは期待してみちゃいますね。両校のハーフバック団、早稲田大学の小西選手と吉村選手、天理大学の藤原選手、松永選手のゲームメイキングも見ものだと思います。この4名のゲームメイキングはここに来るだけあって大学生では群を抜いていると思います。そして、やっぱり天理大学のフィフィタ選手ですよね。SUNWOLVESの参加で、確実にスキルアップしていて、大学生一のセンターだと思います。これを、早稲田大学の対面の平井選手が如何に抑えるか、これ見もの以外の何ものでもないですよね。
もうニュース等で紹介されて皆さんご存知のように、天理大学の圧勝で終わりました。55対28、自分もここまでの点差になるとは思っていませんでした。55点、現時点で、大会史上の最高得点だそうです。
上にも書いたように、同志社大学の優勝以来36年ぶりの関西勢の優勝ということになりました。これもテレビで見た方がたくさんいらっしゃると思いますが、キャプテンの松岡選手の試合後のインタビュー良かったですね。優勝への思い、仲間への思い、そして応援してくれた家族や関係者への思い、そんないろいろが詰まったいいコメントだったと思います。お世辞じゃなくて、こんなキャプテンの下でラグビーが出来る部員たちは幸せだと思います。
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