第54回 日本ラグビーフットボール選手権大会決勝
2017-01-30


 秩父宮に行ってきた。
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 もちろん、ラグビー日本選手権の決勝を観るため。ん〜、たくさんの人だ、久しぶりに20,000人越え(20,196人)の観客で、空席がほとんど見られない状況でした。
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 今年の決勝は、ディフェンディングチャンピオンのパナソニックワイルドナイツと今季のトップリーグチャンピオンのサントリーサンゴリアスの対戦。レギュラーシーズンでは、15対45とサントリーの圧勝でした。でも、パナソニックはそのときとは仕上がり具合が全然違います。一方、サントリーは先週、帝京大学とちょっと不甲斐ない試合をしてしまい、この日は先週みたいなわけにはいかないので、気合入ってるはずですよね。しかも、サントリーは2011年度以降、日本一からも遠ざかってますからね、面白いゲームになりそうです。
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 序盤から激しい攻防。
 両チームとも何が凄いってディフェンスですね。とにかく、接点で、寝たままの選手が少ない。タックルしたらすぐ起きてディフェンスラインに戻るというリロードへの意識が徹底してる。そして、それ以外の局面でも「戻る」っていうことへの意識が高い。オフェンスがディフェンスを抜けても、2の矢、3の矢が刺さる、観ていて緊張感の走る凄い試合でした。
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 トライが取れるとは思えないくらい、本当にディフェンスが凄かったです。前半は、ペナルティゴール1本ずつの3点で折り返し。よく考えると、豪華なメンバーの試合ですよ。下の写真もボールを追っている前の3人は、JAPANの福岡選手、真壁選手、松島選手、一番後ろが今年のトップリーグトライ王の中選手。こんな局面が随所に見られるんですからね。日本の現在のトップオブトッププレイヤーの対決、凄くないわけがありませんね。
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 後半、パナソニックに反則が目立ってきました。接点での攻防が、ボディブローのように聞いてきたのか、少しずつ次のプレーに遅れが出てきたのかなぁ。きっと、われわれにはわからないほんのちょっとのズレなんだと思うんですけどね。
 15分までで、サントリーがペナルティーゴール2本分=6点のリード。ここまでの攻防を見ていると、トライが取れそうな局面はほとんどなかったので、このまま、サントリーリードで終わるのかと思いきや、その1分後、サントリーゴール前でのラックからキックした流選手のボールを、パナソニックのヒーナン選手がチャージしてそのままトライ。相手のプレーを良く研究した狙ったプレーでした。これで、パナソニックが逆転。
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 何度も言うけど、両チームともディフェンスが凄くて、どう考えてもトライは難しい、そんな試合でした。案の定、その後の得点は、サントリーのペナルティーゴール2本のみ。残り15分で、パナソニックが1トライ差=5点を追いかける展開。
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