全体を通して聞くと、ちょっと、荒削りなところもありますが、ここから、Over-Nite Sensation、Apostrophe、Roxy & Elsewhere、One Size Fits Allと続く、師匠が一番ロックしてたときの名作が生まれていくんですね...。なんて思いながら、パーカッションのルース・アンダーウッドが書いたライナーノーツを読んでたら、「師匠はこの音源を世間に出すことは考えていなかったはず」って書いてあった。どうやら演奏が納得できなかったらしいというか、師匠の求めるクオリティになってないらしい。でも、それでも普通じゃないよねこの演奏は。
ということで、曲の感想を...
01."Carved In The Rock" 3:42
「Hello Folks!」
の一言からショーが始まります。
02.Inca Roads 8:21
いつものイントロから始まると思いきや、ジョージ・デュークのジャズバーのようなおしゃれなスローテンポのエレピとボーカルから始まります。ルースによると「ラウンジスタイル」なんだそうな。でも、演奏とボーカルのリズム合って無いなwww。ルースのマリンバでいつものパターンになると思いきや、またおしゃれな演奏に逆戻り。で、徐々に変拍子とユニゾンのフレーズがやってきてやっといつものパターンになって、さて、ギターソロと思いきや、またもや、おしゃれ〜なエレピソロ、うまくはぐらされてます。変拍子のユニゾンをはさんで、今度はトロンボーンソロ。で、結局、ギターソロは無いまま曲は終わり。ラストの「On Ruth On Ruth That's Ruth!」の掛け声も無し。ん〜、演奏もゆっくりで、なんか変な感じ。
03.Penguin In Bondage 5:52
この曲は、いつもと同じですね。2分30秒あたりから始まるギターソロも、この時期おなじみのグニャグニャのZAPPA節全開ですwww。
04.T'Mershi Duween 1:56
ヘルシンキ・テープの演奏より、パーカッションのイントロ、軽めな感じですね。でも、変拍子のユニゾンはそのまんま。2ドラムに1パーカッション全開な曲ですね。ひょっとして師匠もパーカッション叩いてるのかな?ちなみに、ルースによるとドラムのラルフ・ハンフリーは「変拍子の師匠」なんだそうな。
05.Dog Breath Variations/Uncle Meat 4:14
重厚なギターのイントロに続いておしゃれなフレーズのテーマが続きます。この曲も他のCDと変わらない演奏ですね。時として映画音楽のようなフレーズになるのが好きな曲です。じっくり聞くとベース結構忙しいですね。Uncle Meatに入ると、今度は打楽器の怒涛のアンサンブル。師匠も叩いてるんだろうなぁ。
06.RDNZL 5:23
イントロからの、細かいユニゾンが入るところのフレーズがちょっといい加減ぽいかなwww。イントロから続いてすぐ師匠のギターソロ。Penguin In Bondageよりスピードがあって、音質はクリアで後期の音に似てますね。変拍子ユニゾンに続いて、ジョージ・デュークのシンセサイザーソロと続きます。
07.Village Of The Sun 3:24
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