秩父宮に行ってきた。
残念ながら入替戦が決まってしまったブラックラムズ、その入替戦への弾みを付けるためにも勝ってもらいたい1戦でした。一方、ヴェルブリッツはアーロン・スミス選手、ボーデン・バレット選手の2人のオールブラックスを擁しながら今一つ成績が振るわなかったですよね、本来ならベスト4狙える戦力あると思うんだけどな。
ちなみに、試合前の時点での両チームの成績は、ブラックラムズが3勝12敗で10位、ヴェルブリッツは8勝7敗の7位でした。それにしてもなぁ、残り3試合の時点で3勝できていれば、入替戦を回避できる可能性あったのになぁ...。
先制したのはヴェルブリッツ、このまま行かれてしまうのかと思ったんですけどね...この日のブラックラムズは違いました。パワフルなヴェルブリッツの攻撃を愚直な低いタックルとあきらめないチェイスで何度も凌いでました。
凌ぐだけじゃなく、その5分後にはフォワード、バックス一体となった連続攻撃でアマナキ選手が5ポインターとなりました。この日は、ライアン選手、ヒューズ選手のキャップ保持者が体を張ったアタックを何度も魅せてくれてました。このトライもそんなプレーから生まれたもの。もちろん、彼らだけじゃなくて、この日のラムズは全員が攻撃にもディフェンスにも体を張っていたと思います。
この日、自分はバックスタンドで観戦していたこともあって、14番の栗原選手が何度も足元への低いタックルや、最後まであきらめないランでトライを阻止した場面を目の当たりにしました。
前回のワイルドナイツ戦を一番って書いたけど、この日のブラックラムズは気迫あふれるプレーを魅せてくれて、少なくとも後半の20分までは最高のできだったんじゃなかったかな。
特にセットプレーは負けてなかったですね。スクラムも押せてたし、ラインアウトも完璧だったし、ラックも負けてなかったですからね。セットプレーで優位に立てていたこと、バックスもとにかくプレッシャーを掛け続けていたことが後半20分までの競った展開を生んだのだと思います。
一方、ヴェルブリッツは、何となく気持ちが入ってない感じで、選手間の連携も今一つだったし、ゴール前での不用意なパスでディフェンスに追いつかれたり、キックのタイミングが合わなくてトライまで持っていけなかったりと「強さ」を感じなかったですね。
一人、バレット選手が気を吐いていたというか、そつないプレーでチームをリードしていたけど、あとはなんか、えっ?って思えるようなフィールディングだったり、パスだったり、キックが多かったように思います。
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