2022リーグワン 第15節 リコーブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
2022-05-01


 秩父宮に行ってきた。

 どうしても勝利して入れ替え戦を回避したいブラックラムズと、プレイオフに進出するには負けられないヴェルブリッツ。ここまで11試合して2勝9敗で10位のブラックラムズ、同じく11戦で6勝5敗で6位のヴェルブリッツ、2月5日の瑞穂での試合では、4点差でヴェルブリッツに惜敗したブラックラムズ、何とかくらい着いてもらいたいと思いながら秩父宮へ...。
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 ブラックラムズのチーム事情は火の車、この日、当初のメンバー発表では、キャプテンの武井選手が先発にラインアップされていたのですが、当日に急遽変更があり、前節と同じくリザーブの森選手が先発に繰り上がり、リザーブにはプロップの真壁選手がメンバー入りし、リザーブのフォワード1列が全員プロップというラインアップに。
 ベテランの柳川選手が、毎週ポジションを変えながら(ロックとフランカー)先発してるのもチーム事情を表しちゃってますね...。
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 そして、この日のブラックラムズはバックスのリザーブを2人にして、明らかに、フィジカルでガツガツ来るであろうヴェルブリッツに対抗するラインアップ。案の定、ヴェルブリッツは、NEW ZEALAND代表のロックのパトリック・トゥイプロトゥ選手、同じくロックの秋山選手と体の大きなフォワードの選手を軸にフィジカルでガツガツと攻め立てて、これまたフィジカルの強いバックス陣が走りまくり、これに、キックの上手い、クロニエ選手とルルー選手がエリアを稼ぐという組み立て。
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 フィジカルで攻め続け味方の人数を余らせてトライを取るというシンプルな攻撃を繰り返し、トライの数を積み上げて前半4トライ、後半6トライと計10トライとトライを量産。
 守っては、一発で相手をしとめるタックルでブラクラムズの攻撃の目をつんでいました。
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 ブラックラムズもルーカス選手のランで大きくゲインする場面もあったのですが、なかなか、得点まで持っていけませんでした。ヴェルブリッツのディフェンスが早くて強いということもあると思うのですが、こうしてトライを獲るという意思統一がされていないというか、全員が同じ画を見ていないって感じが伝わってきてしまいました。
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 きっと、選手達もそれを分かっていたんだと思います。それが、焦りを生んでチグハグなプレーにつながっていたんじゃないかなぁ。
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 守っても、フィジカルを前面に出したヴェルブリッツの攻撃を一人目で止めることが出来ず、人数を掛けなければならないためディフェンスラインにギャップが出来たり、人数が足りなくなって抜かれるという場面が何度と無く見られました。チーム事情がそのままプレーの迷いに繋がっているって感じでしたね。フィジカルの差だけじゃなくて、チーム事情から思い切ったプレーが出来ないってこともあるんじゃないかなぁ...。
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