リポビタンDチャレンジカップ2021 JAPAN vs AUSTRALIA
2021-10-25


前半終了間際、AUSTRALIAが怒涛の攻撃であっという間にJAPANの22mラインを超えて来て、JAPANもタックルで凌いでいたのですが、最後はノットロールアウェイの反則で、Cooper選手がゴールを決めて13-17で折り返しとなりました。
 JAPANは良く闘っているとはいえ、AUSTRALIAがフォワードのセットプレーで有利に立っている分苦戦している感じの前半でした。
 後半開始早々にAUSTRALIAのTupou選手がトライ。Tupou選手はスクラムだけでなく、175cm、135kgという体躯にもかかわらずランもパスも上手い。あの体躯で走られたらなかなか止められないですね。ゴールは外れて13-22。このあとも、AUSTRALIAの圧が凄かった、JAPANは防戦一方、何度か凌ぐ場面もあったのですが、後半10分にLeota選手にトライを決められてしまいました。今回もゴールは外れて13-27。
 このあとのキックオフで、AUSTRALIAがオフザゲートの反則、松田選手のペナルティゴールが決まれば点差が詰められたんですけどね...でも、このあと、中村選手が決めてくれました。Cooper選手からPaisami選手へのパスをインターセプト、そのままゴールポスト真下にトライ、田村選手のゴールも決まって20-27。中村選手完璧に狙ってましたね。このトライで、JAPANにやっとリズムが戻ってきました。AUSTRALIAボールのスクラムを押し込んでペナルティを奪って前へ、ここからしばらくは拮抗した時間が続きました。双方ペナルティで、Cooper選手のキックは失敗、田村選手のキックは成功で23-27と1トライで返せるところまで詰め寄りました。
 それでも最後まで攻撃の手を止めないAUSTRALIA、最後はペナルティからのラインアウトでモールを押し込みダメ押しのトライ。ゴールは外れて23-32と、また点差を広げられたところでノーサイド。さすがに、現時点でのランキング3位、簡単には勝たせてもらえませんな。
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 さて、この日の自分のMVPは前回のワールドカップで出場機会のなかった徳永選手、リザーブとして途中出場でしたが、ジャッカルはもちろん、相手ボールをもぎってマイボールにするなど、ピンチをチャンスに切り替える場面を何度も見せてくれました。現キャプテンのLABUSCHAGNE選手、前キャプテンのLEITCH選手、この日初キャップのGUNTER選手、姫野選手にTATAFU選手に、この日大活躍の徳永選手と、JAPANはフォワード第3列が充実してると思います。

 ということで、これまでのAUSTRALIAとの対戦で最小の得点差での敗戦、確実に強くはなっていると思います。やっぱ、試合をこなして経験値を上げないとね。で、次は2週間後のIRELAND戦、この試合も楽しみですね。

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