ブレディスローカップ 2020 New Zealand vs Australia
2020-10-23


 クボタとキヤノンのオープン戦をNetで観戦した翌日、勢いでJSPORTSオンデマンドを申し込んでブレディスローカップの2戦目を観戦。

 やっぱり、この時期は、試合観たくなっちゃいますねぇ...。
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 両チームとも、昨年のワールドカップが終了し、2023年のフランスでのワールドカップに向けて滑り出した新生チーム、ベテランと若手を組み合わせたチームでのテストマッチです。力的にはNew Zealandのほうが上だと思うのですが、1戦目はAustraliaが善戦し16対16の引き分け。両チームとも選手もそうですが、監督も変わっての新たな船出。特にAustraliaは前任のマイケル・チェイカ監督が昨年のワールドカップでの準々決勝敗退を受けて辞任して、ニュージーランド人でチーフスの監督も務めていたデイヴ・レニー監督が就任。ディフェンスが良くなったとの評判だったので、先週末の日曜日の2戦目も期待して観ました。

 評判どおりAustraliaの動きよかったですね、前半からテンポよく攻撃してました。New Zealandに負けないすばやい展開で、昨年までのAustraliaとは確かに動きが違ったように思います。前半7分頃の攻撃は良かったですもんね。
 両チームとも切り返しが凄い、ラックになったボールへの働きかけが少しでも遅れると必ず切り返される。ラックでのジャッカルの応酬、本当に凄かった。Australiaのマイケル・フーパー選手、ネド・ハリガン選手、Zew Zealandのサム・ケイン選手、アーディ・サヴェア選手の働きと、運動量、ジャッカルは凄かったですね。スタッツをみたらラックでのターンオーバーは、Australiaが9、Zew Zealandが8とほぼ互角でした。
 で、切り替えしてボールを奪った後のアタックも両チームとも凄いの一言です。やっぱりこのレベルのチームの試合は違いますね。もちろん、ディフェンスも厳しいの一言で、一時攻撃で一発で抜けるなんてことはほとんどありませんでした。
 試合で目立った選手は、上記のバックロー陣はもちろんのこと、Zew Zealandでは、何度も切れのあるスピードとステップで大きくゲインしたボーデン・バレット選手、人に強くて、なかなか倒れないウイングのケイレブ・クラーク選手、クラーク選手は後半5分頃のAustraliaのオコーナー選手の中途半端なパントキックをキャッチしてからの力強いラン凄かった、何人、弾き飛ばしたかわからなかった...。あと、リザーブで後半から出場のスクラムハーフのTJペレナラ選手かな。特にペネナラ選手の動きはハーフじゃなくてバックローみたいで、タックルした後に即ボールをもぎってマイボールにするのさすがって感じでした。
 Australiaは、キレキレのステップで大きくゲインもしてましたし、トライもあげたマリカ・コロイベテ選手に、若干20歳ながら強気のプレーに人にも強いジョーダン・ペタイア選手が目立ってましたね。

 結局、後半の立ち上がりで2トライをあげたNew Zealandが4トライ、Australiaが1トライの27対7でNew Zealandが勝利しました。後半10分のコロイベテ選手のNew Zealandゴール内でグラウンディングできなかったプレイがトライになっていれば、もう少し競った試合になったかもしれませんね。


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