国立競技場に行ってきました。
自由席での入場なので、青山口に集合。会場1時間前に着いたのにたくさんの人。
今の国立競技場での最後の公式戦にして、RUGBY WORLD CUP 2016のアジア予選でもある、ASIAN5NATIONSのJAPAN vs HONG KONGを見に行ったのでした。
もちろん、JAPANを応援するのですが、香港も2年余り住んでいて思い入れがあるので、最後の公式戦がこの両チームというのは、なにか感慨深いものがあります。
もちろん、両チームのジャージを持って入場。両方着て記念の写真を撮りました。
先日も書きましたが、今日の香港代表はベストメンバー。特にバックスは、セブンズでいつもJAPANを苦しめているメンバーが揃っています。そういう意味で、エディ監督は、フォワード重視の布陣を組んできました。フォワードを押さえて、バックスを思うように走らせないという作戦ですね。
フォワードのセットプレーでは、スクラムはJAPAN、ラインアウトはほぼ互角って感じでしたね。スクラムはJAPANが押してたのですが、香港のNo.8のTauti選手がうまく対応してたので、圧勝では無かったですね。ラック、モールでは、JAPANのほうが上手かったのですが、たぶん、香港は反則ギリギリのところでボールに絡んでいたんだと思います、いつもの日和佐選手の球出しのリズムでは無かったです。
そういう意味で、いまいちピッとした感じではなかったですね。点数の差ほど圧勝という感じではありませんでした。
後半、交代で出場した真壁選手のトライにつながる攻撃までの約30分弱の時間帯は、完全に香港のペースで試合が進んでました。レフリングが、ちょっと香港よりに吹かれていたということもあるのでしょうが、本来であれば、圧倒するべき相手ですよね。一方、香港は、JAPAN陣内で何度もペナルティーをもらっていたのですが、安易にペナルティーゴールを狙わずに、トライを取りにいこうとしていた香港代表のアグレッシブさが良かったですね。
JAPANが良かったのは、前半だけでした。藤田選手の2つのトライ、立川選手のトライ、特に、このトライは、山田選手の走りと、それを忠実にフォローしていた立川選手の技ありのトライでした。香港バックスのディフェンスを完全に崩してましたからね。以前の山田選手だったら、もしかしたらトライまで行かなかったかもしれません。チームとしてのJAPANの完成度が垣間見れたような気がします。
とはいえ、JAPANは、今週末のサモア戦以降の格上相手との試合のために精度を上げてほしいですね。
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