秩父宮にいってきました。先週より今日は暖かくて、絶好の観戦日和でした。
第一試合は、リーグ戦1位通過がかかる「サントリーサンゴリアス」と、プレーオフ出場をかけた「神戸製鋼コベルコスティーラーズ」の試合、第二試合は、「パナソニックワイルドナイツ」対「東芝ブレイブルーパス」でした。
立ち上がりからサントリーは全開です。キックオフから畳み掛けるような攻撃で、開始2分で最初のトライをあげました。このまま、一方的な試合になるのかなと思って見ていたのですが、今日の神戸製鋼は気合の入り方が違いました。この試合で勝てば「プレーオフ進出」、そんな気迫がプレーに現れていました。神戸製鋼は、昨年11月に見たとき以来で、前回の試合内容からすると正直あまり期待できないかなと思っていたのですが、予想を覆すような試合を見せてくれました。
ただし、気迫は十分だったのですが、最後の決め手がありません。カワウ選手、アンダーソン選手の両センター、フランカーのブラッキー選手ら外国人選手を中心に得点を重ねるのですが、大きく突き放すという感じではありません。とはいえ、前半は神戸製鋼リードで折り返しました。
神戸製鋼は、11月に見たときはフォワードのセットプレーに安定感が無かったのですが、今日はスクラムを押して相手ボールを奪ったり、サントリーから認定トライをとったりとフォワードのできが良かったです。
後、1トライで逆転のこところまで追い詰めたのですが、届きませんでした。これで「取る」という決定力がつけば、上位に食い込んでくると思います。来期は、今パナソニックにいる南アフリカ代表のフーリー選手が加入するので、期待が膨らみます。
ところで、前半終了間際のブラッキー選手のトライにつながった、カワウ選手-アンダーソン選手-カワウ選手-ブラッキー選手の一連のプレーはすごかったですね...。今年のトップリーグは外国人選手の活躍が目立った、逆にいうと日本人選手にもっとがんばってもらいたい試合が多かったと思います。まぁ、一流の選手が来日してプレーしてくれているというのもあるとは思いますが...がんばれ、ニッポン!
サントリーサンゴリアス 32点 VS 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 28点
第一試合でサントリーが勝ったので、パナソニックがこの試合で勝っても、サントリーの1位通過が確定し、2位と3位の順位のみが決まる1戦、パナソニックの先発はこういっては何ですが、ベストの布陣ではなかったような気がします。
一方、東芝はベストのメンバー。力の差は得点の差にはっきりと現れていました。
記事を書く
コメントをする