2024-2025リーグワン プレーオフトーナメント決勝 ブレイブルーパス東京 vs スピアーズ船橋・東京ベイ ― 2025/06/03 07:53
国立競技場に行ってきた。

ところで、3位決定戦も面白かったですな。雨でボールが滑る中、ミスも多かったものの、雨が上がった後半は締まった試合展開で、点差も5点と僅差の結果。やっぱり、ディフェンスが最後は勝負を決めるって時感じでしたね。あと、各チームの力の差が違づいてきたってことで、リーグワン4年目、確実にリーグ全体のレベルが上がってきたって感じですね。

ということで、この日は、ディフェンディングチャンピオンのブレイブルーパスの2連覇か、2期ぶりの頂点に返り咲きがかかったスピアーズか、いずれにしても好ゲームの期待しかない決勝戦。レギュラーシーズン得点1位(なんと741点、ちなみにスピアーズは606点)のブレイブルーパスか、失点が最小(失点361点で断トツ、ブレイブルーパスは480点ですからね)のスピアーズか、矛と盾対決って感じ、爆発的な得点力でリードするか、失点を抑えて僅差で勝利をもぎ取るか、いずれにしても面白い試合になること間違いなしですね。
ちなみに、最新の対戦結果は、今季のレギュラーシーズンの10節、この時は31対27で僅差でブレイブルーパスの勝利でした、で、その前のシーズンも調べてみたら、2回対戦があって、24対20、22対20で2回ともブレイブルーパスが勝利しているんだけど、やっぱり僅差の結果でした。

この日のブレイブルーパスのメンバーは以下。
01 木村 星南(東海大学 25歳 JAPAN)
02 原田 衛(慶應義塾大学 25歳 JAPAN)
03 タウファ・ラトゥ(白鷗大学 26歳)
04 ジェイコブ・ピアス(ロズミニカレッジ高校 27歳)
05 ワーナー ・ディアンズ(流通経済大学柏高校 22歳 JAPAN)
06 シャノン ・フリゼル('Apifo'ouCollege 31歳 NEW ZEALAND)
07 佐々木 剛(大東文化大学 27歳)
08 リーチ マイケル (C)(東海大学 36歳 JAPAN)
09 杉山 優平(筑波大学 27歳)
10 リッチー・モウンガ(セントアンドリューズカレッジ 30歳 NEW ZEALAND)
11 森 勇登(明治大学 26歳)
12 眞野 泰地(東海大学 27歳)
13 ロブ・トンプソン(パーマストンノースボーイズ高校 33歳)
14 マイケル・コリンズ(オタゴ大学 31歳)
15 松永 拓朗(天理大学 26歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 橋本 大吾(筑波大学 30歳 JAPAN)
17 眞壁 照男(立教大学 29歳)
18 小鍜治 悠太(天理大学 26歳)
19 アニセ サムエラ(フィジー工科大学 38歳 JAPAN)
20 伊藤 鐘平(京都産業大学 27歳)
21 小川 高廣(日本大学 33歳 JAPAN)
22 桑山 聖生(早稲田大学 28歳)
23 豊島 翔平(東海大学 36歳)
ブレイブルーパスは、トライ数1位のナイカブラ選手を欠くのが痛いけど、ほぼベストのメンバー。

一方、この日のスピアーズのメンバーは以下。
01 紙森 陽太(近畿大学 26歳)
02 マルコム・マークス(キングエドワードVII高校 30歳 SOUTH AFRICA)
03 オペティ・ヘル( ニューイントンカレッジ 26歳)
04 ルアン ・ボタ(ジュグランド高校 33歳)
05 デーヴィッド ・ブルブリング(ヨハネスブルグ大学 35歳)
06 タイラー・ポール(ネルソン・マンデラ大学 30歳)
07 末永 健雄(同志社大学 30歳)
08 ファウルア ・マキシ (C)(天理大学 28歳 JAPAN)
09 藤原 忍(天理大学 26歳 JAPAN)
10 バーナード ・フォーリー(シドニー大学 35歳 AUSTRALIA)
11 根塚 洸雅(法政大学 26歳 JAPAN)
12 立川 理道(天理大学 35歳 JAPAN)
13 リカス ・プレトリアス(グレイカレッジ 26歳)
14 ハラトア ・ヴァイレア(日本体育大学 26歳)
15 押川 敦治(帝京大学 26歳)
リサーブメンバー
16 江良 颯(帝京大学 23歳)
17 海士 広大(同志社大学 30歳 JAPAN)
18 為房 慶次朗(明治大学 23歳 JAPAN)
19 メルヴェ・オリヴィエ(グレイカレッジ 22歳)
20 トゥパ フィナウ(リアホナ高校 35歳)
21 ブリン・ホール(セントピーターズカレッジ 33歳)
22 山田 響(慶應義塾大学 24歳)
23 ピーター・ラピース・ラブスカフニ(フリーステート大学 36歳 JAPAN)
スピアーズの大型フォワードは脅威でしかないですねぇ。あと、藤原選手の素早い動きも要注目ですね。

案の定、キックオフからバチバチでした。
ディフェンスはスピアーズって前評判だったけど、ブレイブルーパスも負けてなかったですね。スティールを決めた回数はブレイブルーパスの方が多かったんじゃないかなぁ。しかも、ゴール前に近ければ近いほど、ディフェンスの精度が上がっていたと思います。

アタックは断然ブレイブルーパスの方だったように思います。スピアーズも敵陣22mまでは、いい感じで攻め込むんですけどねぇ、バックスのスピードも速かったし、フォワードもバチバチでしたしね。でも...22m内に入っていた時間はブレイブルーパスの方が長かったと思います。

ブレイブルーパスの杉山選手とモウンガ選手のスピードはもう完璧ですよね。後半の森選手のトライまでのスクラムからの杉山選手の持ち出し➡モウンガ選手の大きなゲイン➡森選手がしっかりフォローして奇麗にトライラインを超えましたからね。このシーンは目の前だったので、マジ、カッコ良かったです。

このトライ、この日、何度もそのスピードある走力で、チャンスを作ったり、ピンチを救っていた藤原選手が、この少し前のプレーで脚を痛めていたっていうのもありましたけどね。今思うと、そこに付け込んだプレーだったのかもしれませんね...藤原選手が万全の状態だったら、モウンガ選手のこと止められてたかもしれませんからね。

ということで、スピアーズは大型フォワードのディフェンスと藤原選手の走力が目立ってまいした。

で、一方、ブレイブルーパスはフォワード、バックスのバランスが良かったと思います。フォワードはスピアーズの大型フォワードに決して負けてなかったし、ボールキャリーでもバックスとうまく連携していて、リーチ選手、フリゼル選手、佐々木選手が目立ってました。特にリーチ選手はボールタッチの回数も多くて、会場に何度も「リ~チ」の掛け声が響いてましたよね~。

あと、ブレイブルーパスが、セットプレーのラインアウトで圧倒していたのも勝利を引き寄せた要因の一つだったと思います。ディアンス選手、この日、アタックでそれほど目立ってなかったけど、ラインアウトではマイボールのみならず、スピアーズボールの時もいい仕事をしていたと思います。

で、やっぱり、この試合もモウンガ選手のゲームメイキングとキック、ラン、パスが光ってました。POMも文句なしだと思います。さすがオールブラックスというか、世界でも1位2位を争うスタンドオフの一人ですね。

一方、フォーリー選手もプレースキックは完璧でした。キックは100%でしたからね。

ということで、前半は、ブレイブルーパスが、1トライ、1ペナルティーゴールの8点、スピアースが2ペナルティ―ゴールの6点。後半は、ブレイブルーパスが1トライ、1コンバージョンゴール、1ペナルティゴールの10点、スピアーズは1トライ、1コンバージョンゴールの7点、ということで、終始ブレイブルーパスがリードを守り、18対13で2連覇を達成しました。

5点差と接戦に見えるけど、内容的にはブレイブルーパスの圧勝って感じでしたね。いやぁ、マジ、昨季からのブレイブルーパスは強いや。でも、なんでレギュラーシーズンでブルーレブスに勝てなかったのかなぁ...。

トップリーグで5度の優勝、リーグワンで2度の優勝の計7度の優勝、ワイルドナイツの6度の優勝を超えて一つ頭抜けましたな。

で、やっぱりモウンガ選手だよね~。来季の活躍も期待したいですね~。ところで、右手の甲を骨折していてこの活躍、やっぱ凄すぎます。

バックスタンド側から見ると、有料チームのお立ち台はこんな感じですwww。

この日の入場者数は51,009人、昨季の決勝からちょっと少なくなったけど、5万人超えは、昔のことを思うと、やっぱ凄いよなぁ。ちなみに、リーグワン1年目のワイルドナイツvsサンゴリアスは33,604人、2年目のスピアーズvsワイルドナイツは41,794人、3年目のブレイブルーパスvsワイルドナイツは56,486人でした。

来季も楽しい試合を待ってますよ~。

そうそう、マスコット選手権は我らがブラックラムズのマスコットのラムまるくんが1位になりました。2位はイーグルスのカノンちゃん、3位以下はこちらのページをみてね。

事務機ダービーで勝利したってことですね~。
2024-2025リーグワン プレーオフトーナメント準決勝 ブレイブルーパス東京 vs 神戸スティーラーズ ― 2025/05/26 07:28
秩父宮に行ってきた。

今季、上位チームの台風の目だった、ブルーレブスが順当に勝ち上がってくると思ってたんだけどなぁ...伝統あるチームの底力ってことなのかなぁ。というか、今季のリーグワンは実力伯仲で面白い試合が多かったですよね。こちらの動画をみると、その順位変動の激しさを感じられると思います。
ということで、リーグ戦1位のディフェンディングチャンピオンのブレイブルーパスと、4位のブルーレブスを倒して勝ち上がってきた5位のスティーラーズの準決勝、これは、面白くないわけないですよね。
この日のブレイブルーパスのメンバーは以下。

01 木村 星南(東海大学 25歳 JAPAN)
02 原田 衛(慶應義塾大学 25歳 JAPAN)
03 タウファ・ラトゥ(白鷗大学 26歳)
04 ジェイコブ・ピアス(ロズミニカレッジ高校 27歳)
05 ワーナー ・ディアンズ(流通経済大学柏高校 22歳 JAPAN)
06 シャノン ・フリゼル('Apifo'ouCollege 31歳 NEW ZEALAND)
07 佐々木 剛(大東文化大学 27歳)
08 リーチ マイケル (C)(東海大学 36歳 JAPAN)
09 杉山 優平(筑波大学 27歳)
10 リッチー・モウンガ(セントアンドリューズカレッジ 30歳 NEW ZEALAND)
11 豊島 翔平(東海大学 36歳)
12 ロブ・トンプソン(パーマストンノースボーイズ高校 33歳)
13 セタ ・タマニバル(セントケンティガーンカレッジ 33歳 NEW ZEALAND)
14 桑山 聖生(早稲田大学 28歳)
15 松永 拓朗(天理大学 26歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 橋本 大吾(筑波大学 30歳 JAPAN)
17 眞壁 照男(立教大学 29歳)
18 小鍜治 悠太(天理大学 26歳)
19 アニセ サムエラ(フィジー工科大学 38歳 JAPAN)
20 伊藤 鐘平(京都産業大学 27歳)
21 小川 高廣(日本大学 33歳 JAPAN)
22 眞野 泰地(東海大学 27歳)
23 マイケル・コリンズ(オタゴ大学 31歳)
試合開始前のメンバー紹介では、17番は三上選手だったんですけどね、練習で怪我でもしちゃったんでしょうか...来週の決勝戦には復帰して欲しいですね。で、リーチ選手、豊島選手と東海大学同期トリオで、活躍してもらいたいものです。
スティーラーズのメンバーは以下。

01 高尾 時流(九州共立大学 28歳)
02 北出 卓也(東海大学 32歳 JAPAN)
03 山下 裕史(京都産業大学 39歳 JAPAN)
04 ジェラード ・カウリートゥイオティ(ケルストンボーイズ高校 32歳)
05 ブロディ ・レタリック (C)(クライストチャーチボーイズ高校 33歳 NEW ZEALAND)
06 ワイサケ ・ララトゥブア(東海大学 26歳)
07 ヴィリー ・ポトヒエッター(アフリカーンスボーイズ高校 23歳)
08 サウマキ アマナキ(トゥポウ高校 27歳 JAPAN)
09 日和佐 篤(法政大学 37歳 JAPAN)
10 ブリン ・ガットランド(ハミルトンボーイズ高校 30歳)
11 松永 貫汰(筑波大学 25歳)
12 ラファエレ ティモシー(山梨学院大学 33歳 JAPAN)
13 マイケル ・リトル(ウエストレイクボーイズ高校 31歳)
14 植田 和磨(近畿大学 22歳)
15 李 承信(大阪朝鮮高級学校 23歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 松岡 賢太(明治大学 27歳 JAPAN)
17 カウヴァカ ・カイヴェラタ(ウェスリーカレッジ 22歳)
18 渡邉 隆之(東海大学 27歳 JAPAN)
19 小瀧 尚弘(帝京大学 32歳 JAPAN)
20 ソロモネ ・フナキ(京都産業大学 24歳)
21 中嶋 大希(流通経済大学 28歳 JAPAN)
22 タリロトゥ ・ファカトゥロロ(花園大学 24歳)
23 イノケ ・ブルア(流通経済大学 25歳)
リーグ戦では、36対26でブレイブルーパスが勝利しましたが、勢いのあるスティーラーズのファイトに期待しながら試合を観戦。
そうそう、両チームが入場するときのマスコットたちのお出迎えの様子がカワイかったですね。緊張感のある試合だけに、選手もリラックスできたんじゃないかなぁ。

序盤から両チームともバチバチと体をぶつける激しいファイトを魅せてくれました。立ち上がり、キックオフでブレイブルーパス陣に入ったスティーラーズ、3分にペナルティゴールで得点するまで、ブレイブルーパスを自陣から出すことなく攻撃を続けていました。

パワフルなバックス陣が何度もラインブレイクして、ブレイブルーパスが辛抱強くディフェンスし続ける場面が多かったですね、リトル選手はホント、何度もブレイブルーパスのディフェンスラインを破ってゴールに迫って、これをポトヒエッター選手やアマナキ選手ら大きなバックローがフォローするという攻撃で、ブレイブルーパスは何度もピンチを迎えてました。さらに、巨体なのに、何度も大きなゲインを魅せてくれたキャプテンのレタリック選手も大活躍でした。

これは、ブレイブルーパスは、簡単には勝てないかな...なんて思ってたんだけど、粘り強いディフェンスで何度もゴール前のピンチを脱してました。原田選手、木村選手、佐々木選手らフォワードの選手が何度もスティールを決めてましたもんね。

で、フォワードのセットプレーは互角だったけど、スクラムで、局面でブレイブルーパスが押していたって感じかな。

ラインアウトでは、ブレイブルーパスのディアンズ選手がマークされていて苦戦していたみたいだけど、バリエーションでしっかり対応していたところは、さすがって感じでした。

前半は、7対3、ブレイブルーパスはセンターのトンプソン選手がトライ、とにかく、前半は4点差と締まった試合内容でした。
で、この日、リーチ選手がアタック、ディフェンスともに獅子奮迅の活躍を魅せてくれてました。36歳という年齢を感じさせない活躍でしたね。

ブレイブルーパスのこの日の主役は、モウンガ選手でした。アタックもディフェンスもリーグ戦からギアを1段も2段も上げたプレーを魅せてくれていました。55-22のキック、インゴールでのボールへのトライセーブ、絶妙のキック。とにかく、どのプレーをとっても無駄の無い動きで、オールブラックスの凄さを魅せつけられました。

キックも正確でしたしね。
で、モウンガ選手だけじゃなくて、フリゼル選手、タマニバル選手、レタリック選手と、オールブラックスの選手は、負けたら終わりのノックアウトステージでの戦い方が体に染みついているって感じで、リーグ戦の時と明らかにギアの入り方が違ってましたな。

ブレイブルーパスは、モウンガ選手のキックであれば、もっと簡単に得点を重ねられたであろうに、タッチでトライを獲りに行く強気の采配もこの日のブレイブルーパスの意識の高さを表していたんじゃないかな。
ということで、前半4点差と僅差の試合だったのに、31対3とブレイブルーパスが後半3トライ、終わってみればブレイブルーパスの圧勝でした。
後半、2本目の橋本選手のトライ、その前にもディフェンスの裏にスルスルと抜けて行ったので、まさかとは思ったんだけど、奇麗なトライでした。フレッシュレッグの役目をしっかり果たしてましたな。
来週は、スピアーズ船橋・東京ベイとの対戦。2連覇期待してますよ~。

敗れたものの、強いスティーラーズが帰ってきたって感じの試合でした。来季の活躍も期待ですね。

この日の入場者数は16,253人。

ラグビーも人気スポーツになってきたなぁ...。
今日も、相変わらずのカワイらしさでしたね。

自身のマスコットを持って、写真撮影に応じるルーパスくんでした。
さて、来週は、ブレイブルーパス東京とスピアーズ船橋・東京ベイ(ワイルドナイツとの試合も4点差と面白い試合でしたな)との決勝。この試合も昨年同様、面白くなりそうですねぇ。
秋葉原で事務機ダービー ― 2025/05/01 07:25
秋葉原のビルのウインドーにブラックラムズとイーグルスのジャージ飾られてた。

なんで?
送られてきた... ― 2025/04/26 07:14
いつもラグビーを一緒に観に行っている友人から、またまた、郵便物が送られてきた。
いつものごとくで、応援ベースボールシャツかななんて思いながら開けてみたら...。

リーチ選手の写真がプリントされた黒いTシャツ。

上段の4枚は、現在のリーチ選手とサッポロ山の手高校の頃の写真、下段は、札幌山の手高校の後輩の伊藤選手とヴェア・タモエフォラウ選手の写真。

背中には、燦然と輝く6個の星とトロフィーの下に大きなリーチ選手の写真。

3月30日に行われた札幌ドームでの試合を記念したリーチ選手札幌凱旋Tシャツでした。
今度、ブレイブルーパスの試合があるときに着ていかないと。
それにしてもXLサイズなんだけど、かなり大きいんだな...これが...。
2024-2025リーグワン 第12節 ブレイブルーパス東京 vs 埼玉ワイルドナイツ ― 2025/03/27 07:18
秩父宮ラグビー場に行ってきた。

第11節時点の1位のワイルドナイツと2位のブレイブルーパスの対戦、第7節での対戦では28点の同点、先行されたブレイブルーパスが後半残り10分でに逆転、これを5分後に同点までもっていったワイルドナイツ、それを最後まで譲らなかった両チームの意地と意地のぶつかり合い凄かったですね。
この日もそんな試合を観られることを期待しながら秩父宮に向かいました。
ということで、この日のブレイブルーパスのメンバーは以下。
01 木村 星南(東海大学 25歳 JAPAN)
02 原田 衛(慶應義塾大学 25歳 JAPAN)
03 小鍜治 悠太(天理大学 26歳)
04 ジェイコブ・ピアス(ロズミニカレッジ高校 27歳)
05 ワーナー ・ディアンズ(流通経済大学柏高校 22歳 JAPAN)
06 シャノン ・フリゼル('Apifo'ouCollege 31歳 NEW ZEALAND)
07 佐々木 剛(大東文化大学 27歳)
08 リーチ マイケル (C)(東海大学 36歳 JAPAN)
09 杉山 優平(筑波大学 27歳)
10 リッチー・モウンガ(セントアンドリューズカレッジ 30歳 NEW ZEALAND)
11 森 勇登(明治大学 26歳)
12 眞野 泰地(東海大学 27歳)
13 ロブ・トンプソン(パーマストンノースボーイズ高校 33歳)
14 ジョネ・ナイカブラ(摂南大学 30歳 JAPAN)
15 松永 拓朗(天理大学 26歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 橋本 大吾(筑波大学 30歳 JAPAN)
17 三上 正貴(東海大学 36歳 JAPAN)
18 タウファ・ラトゥ(白鷗大学 26歳)
19 伊藤 鐘平(京都産業大学 27歳)
20 徳永 祥尭(関西学院大学 32歳 JAPAN)
21 小川 高廣(日本大学 33歳 JAPAN)
22 マイケル・コリンズ(オタゴ大学 31歳)
23 豊島 翔平(東海大学 36歳)

ワイルドナイツのメンバーは以下。
01 古畑 翔(大東文化大学 28歳)
02 坂手 淳史(C)(帝京大学 31歳 JAPAN)
03 藤井 大喜(大東文化大学 27歳)
04 エセイ・ハアンガナ(セントポールズカトリックカレッジ 25歳)
05 ルード・デヤハー(ノース-ウエスト大学 32歳 SOUTH AFRICA)
06 ベン・ガンター(ブリスベンボーイズカレッジ 27歳 JAPAN)
07 福井 翔大(東福岡高校 25歳 JAPAN)
08 ジャック・コーネルセン(クインズランド大学 30歳 JAPAN)
09 小山 大輝(大東文化大学 30歳 JAPAN)
10 山沢 京平(明治大学 26歳)
11 マリカ ・コロインベテ(ナスイヌ高校 32歳 AUSTRALIA)
12 ダミアン・デアレンデ(ケープタウン大学 33歳 SOUTH AFRICA)
13 ヴィンス・アソ(ビクトリア大学 30歳)
14 竹山 晃暉(帝京大学 28歳 JAPAN)
15 野口 竜司(東海大学 29歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 佐藤 健次(早稲田大学 22歳 JAPAN)
17 クレイグ・ミラー(オタゴ大学 34歳 JAPAN)
18 ヴァル アサエリ愛(埼玉工業大学 35歳 JAPAN)
19 リアム・ミッチェル(パーマストンノースボーイズ高校 29歳)
20 大西 樹(流通経済大学 29歳)
21 高城 佑太(関東学院大学 31歳)
22 長田 智希(早稲田大学 25歳 JAPAN)
23 トム ・パートン(ウェリントンカレッジ高校 27歳)
ブレイブルーパスのディアンズ選手が戻ってきたのが嬉しいですね、残念なのは、タマニバル選手の欠場かな...。ワイルドナイツの巨漢センターに真野選手のタックルがどこまで刺さるか、これは観ものでした。ワイルドナイツは、ほぼベストメンバーですね、なにせ、あのJAPANの長田選手が控えですからね。それにしても、JAPANがブレイブルーパスが10人に、ワイルドナイツが11人、ブレイブルーパスにNEW ZEALAND代表が2人、ワイルドナイツにSOUTH AFRICA代表が2人、AUSTRALIA代表が1人とドリームチームによるマッチって感じですな。いずれにしても、前回は引き分け、今回も面白い試合に期待ですな。

キックオフからプレー強度の高い試合でした。観ている方も疲れるくらい激しい試合でしたね、いや、語彙力が無くなるくらい凄い内容でした。とにかくインプレ―時間が長すぎて、ボールがデッドになる時がほとんどありませんでした。ピッチにいる選手の皆さんも肩で息をしているのがわかるくらいでしたからね。

で、ボールを動かしているときはほぼ互角だったのですが、セットプレーがね、特にラインアウトはブレイブルーパスの独壇場でしたね。両チーム15回のマイボールラインアウトがあったのですが、ブレイブルーパスは獲得率93%、ワイルドナイツはなんと46%でしたからね。観ていた感触でいうとワイルドナイツのラインアウトは獲得率”0”ってかんじでしたね。

ね、こんな感じで、ワイルドナイツボールのラインアウトなのに、獲ってるのはブレイブルーパスのディアンズ選手ですからね。

ということで、勢いは断然ブレイブルーパス。前半だけで4トライ、ワイルドナイツは前半終了間際の1トライ、得点差は18点差。まぁ、相手がワイルドナイツだけに、後半でひっくり返される可能性もあるので安心しては観てられなかったけど。この日のブレイブルーパスの気合の入り方は尋常じゃない感じが伝わってきてました。
前半、目立ってたのは眞野選手でした。サイズは決して大きくないけれど、スピードと体幹で大きくゲインをするし、ディフェンスでも、果敢に大きな選手に立ち向かっていくし、八面六臂の活躍だったと思います。試合前は、サイズの大きなディアレンテ選手とアソ選手に翻弄されるんじゃないかと思っていたんだけど杞憂でしたね。むしろ、彼がその二人を翻弄していましたからね。

後半もラインアウトはブレイブルーパスでした。前半の坂手選手も、後半出場の佐藤選手もことごとくマイボールのラインアウトを阻止されてましたからね。サインを研究されてたってことなのかな、ブレイブルーパスが対策をしてきたってことなんでしょうね。それを解析する分析のスタッフも凄いけど、それを現場で瞬時に対応できる選手たちも凄いの一言です。

眞野選手も凄かったけど、この試合のPOMのリーチ選手も凄かったですね。とにかく、ポイントには顔を出す。守るし、攻めるし、とにかく八面六臂の活躍でした。スタジアムに響き渡る「リーチ」のコールも何度も聞くことができました。もちろん、自分も叫んでましたけどね。

ワイルドナイツはディアレンテ選手ですね。とにかく強い、パワーだけじゃなくて体幹も強いので、なかなか、止められないしボールをつなげられてしまう。ワイルドナイツのトライの起点はほとんどディアレンテ選手だったんじゃないかなぁ。これで、ライリー選手がいたら試合の流れも変わっていたかもしれませんね。

ということで、始終ブレイブルーパスがリードしたまま試合終了。ブレイブルーパスは3トライ差で勝利の1ポイントを獲得できる寸前だったんですけどね、終了間際にワイルドナイツが意地でトライを獲り返して2トライ差としたところは、やっぱり一筋縄ではいかないですよね。
ブレイブルーパスは6トライ、6コンバージョンゴールで42点、ワイルドナイツは4トライ、4コンバージョンゴール、1ペナルティーゴールの31点、前回引き分けの決着はブレイブルーパスに軍配が上がりました。それにしても、両チームともゴールキックが100%の成功率ってすごいですな(ブレイブルーパスは松永選手、ワイルドナイツは山沢選手でした)。

ノーサイド、今季もこの2チームで最後まで優勝を争いそうな感じですね。それにしても、ワイルドナイツのシーズン2連敗、なんと、19シーズンぶりなんですと。主力の交代(堀江選手、内田選手の引退とかね)ってやっぱり難しいのかなぁ...、ちなみに、当時は三洋電機でしたな。

ハーフタイムに、ノリノリのルーパスくん。

カワイイですな。