ギンナンの香りがする銀杏並木を抜けて、秩父宮に行ってきました。
一試合目は、応援しているリコーと、名前から「ウエスト」が取れたコカ・コーラの試合。コカ・コーラは福岡がホームなので、秩父宮で見ることが少ないです、自分もまだ、2回くらいしか見てないかも...。で、この2チーム、プールBで、6位と7位を争ってます。ということで、当たり前ですが今日はリコーの応援、目の前で今季初勝利を見るつもりで来ました。
試合が始まる前にパラついた雨も試合開始時間にはすっかりあがって、適度に涼しくて、ラグビー日和になりました。
試合は、もちろん、序盤からリコーがコーラを圧倒します。特に、フォワードはリコーのほうが二回りくらい大きく、スクラムもラインアウトも圧倒。とにかく、リコーは、ここまでの鬱憤を晴らすかのように走る走る。前半だけで、ボーナスポイントの4トライを獲得。
とにかく、リコーの良いところだけが目立った試合でした。コーラも果敢に攻めるんですけどね、なかなか、リコーゴール前まで行くことができません。リコーの反則も多かったのですが(リコー9、コーラ3)それを上手く得点につなげることができませんでした。唯一、桑水流選手があげたトライだけが、ペナルティーから得たラインアウトでモールを押し込んで得た得点でした。
今日もキャプテンの小松選手が良かったですね。得点だけで言えば、この試合でMOMになったダニエル選手が1トライ、5コンバージョン、1ペナルティゴールと大活躍でしたが、小松選手も2トライ、しかも、その2本とも、かなりきわどいところでのさすがの技ありトライでした。ライン際ギリギリのところを上手く駆け抜けていきましたからね。ちなみに、チームは5節目で1勝ですが、小松選手は、ここまで、6トライと現時点でトライ数1位、キャプテンのがんばりが、チームに上手く伝わって連動していくことを願ってます。ちなみに、次の試合にでるキヤノンのアダム・トムソン選手が同じ本数で小松選手に並んでいます。
ルーキーの牧田選手もアタック、ディフェンスともに良かったです。というか、今日のリコー、バックスの動きが本当に良かったですね。フォワードで圧倒すると、バックスが動きやすいってことなんでしょうけど、山藤選手、星野選手、ダニエル選手みんな良かったですもんね。
一方、コーラは攻めが単調で、「えっ、そこで蹴っちゃうの?」というプレーが多く、今日は、得点が取れるチームには見えませんでした。
試合の終盤、夕焼けがとっても綺麗だった。
本当は、元オーストラリア代表のニック・カミンズ選手のパワーランも見たかったんですけどね...。
当たり前だけど、うれしそうです。精度とプレーのスピードが上がればもっと、勝てる思うんだけどなぁ...、とはいえ、まず1勝、良かった、良かった。
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